悪代官
皇：ふっふっふ・・・
桜：お、お代官様いったい何を・・・
皇：それが分からぬ歳でもあるまい？
桜：ヒッ！
皇：良いではないか、良いではないか。
桜：お、お止めください！お代官様！
皇：そぉ〜れ！時代劇名物「生娘独楽踊り」じゃ〜！
桜：あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜（くるくる〜）
皇：ふはははは〜〜〜〜そぉれ〜〜そぉぉぉれぇぇぇぇぇ〜〜〜
桜：・・・で、君はいったい何が言いたいのかな？（怒）
皇：いきなり素に戻らないで下さいよ、せっかく楽しんでたのに・・・
桜：私は楽しくない！！（さらに怒）
皇：ノリノリだったくせに・・・（ﾎﾞｿ）
桜：何か言ったぁ？
皇：いえ、何も。
桜：・・・ひっかかるけどまぁいいや。
で、今回のレビューは何？
皇：タイトル見りゃわかるだろ・・・（ﾎﾞｿ）
桜：今回のレビューは！！
（ダン！と床を強く蹴る音）
皇：「悪代官」です。お嬢様！！
桜：ふん、最初っから素直にそ〜言や良いのよ。
皇：（彼女は怒らすまい・・・）
桜：で、それはどーゆー物なの？
皇：うん。ま、タイトルの通りに悪代官になって屋敷にやってくる正義の味方、
柳生十兵衛とか大岡越前とかくノ一とかをトラップにハメていくゲームでっす。
桜：それって、昔あったテクモさんの出したゲームみたいなやつなの？
皇：うん。それをマップを全体的に見下ろした感じで進めていくゲームになってますよ。 ストーリーを進めて敵の倒し具合で賄賂がもらえるし、アイテムの開発とかあるよ。
時代考証的には適当で、柳生十兵衛とか大岡越前とか全然別の時代の人だし、
３０年くらい前のテレビとかあるしね。
桜：そこらへんは大人の判断ね・・・
皇：あと、ミニゲームもあって結構満足したかな。
桜：ミニゲームと言うと？
皇：「天井槍刺し」と
「生娘独楽踊り」！
と、「松の廊下でご乱心」
（注：ゲームでは「帯回し」となってます。）
桜：・・・あんたソレ好きなの？
皇：うん、かなり（ﾎﾟｯ）
桜：照れんな！
皇：そのほかにも「山吹色のお菓子」も好きだね。
桜：あ、それは私も好きかも。
皇：ふっふっふ、越後屋おぬしもワルよの〜
桜：いえいえ、お代官様にはかないませんよ。
皇：ふっふっふ。
桜：ふっふっふ。
皇：やっぱり色んなイミで、おぬしも好きよのぉ〜
桜：はっ！私は今何を！
皇：こっちゃこ〜い。こっちゃこ〜い。
悪の道は楽しいよ〜
桜：ノッ！私は正義の人。悪の道には行かないわ！
皇：そんな事を言ってられるのも今のうち。
甘美な悪代官ワールドが君をまってるぞ〜
桜：ック！このままでは誘惑に負けてしまう・・・
かくなる上は！
皇：何をするつもりかね、桜君。
桜：こうするのよ！（障子の向こうに立ってライトアップ）
皇：むむっ！何ヤツ！
桜：ひと〜つ。引きこもりの若者たち。
皇：ぬ！
桜：ふた〜つ。不満ばかりで義務を果たさぬ愚者たち。
皇：曲者じゃ！であえ！であえ〜〜〜！
桜：みぃ〜っつ。皆に迷惑かける腐った輩を、成敗してくれよう・・・
皇：・・・？
桜：・・・・・・・・・
皇：お〜い。桜さ〜ん。５行以上は放送事故だよ〜
桜：んと、・・・えっと・・・桃じゃダメだし・・・
桜じゃひねりが無いし・・・
皇：早くしてくれよ〜。
こちとらヒマじゃね〜んだよ〜
桜：うっさいわね！
・・・んじゃ「さくらんぼ侍」？
皇：うわ、ダサッ！
桜：ダサイゆ〜な！悪・即・斬！
（何かを切り刻む「ザシュ！ザシュ！ザシュ！」という音）
皇：ぐはぁ！いきなりキレて襲いかかるヤツは悪じゃ無いのか・・・
（グシャ！っと何かを踏みつける音）
桜：ふっ。悪は滅びた・・・
皇：（悪代官が負けたらバッドエンドなんだよな。このゲーム・・・）
リュイン
ちょっと待ったーーー！
オレも一言だけ言わせてくれ！
雅
雅も一言だけ言いたいですにゃ♪
桜：どうぞ。
リュイン
凄く期待していたのに・・・
雅
揺れ揺れポリゴン対戦格闘会社のトラップゲームにゃ〜！
皇：なんと言うか悪代官だからな・・・・・
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